那須烏山市と覚書を締結

　那須資料ネットは、去る12月25日付で那須烏山市と「災害時の資料救出・保全に関する覚書」を締結しました。那須烏山市は令和元年台風19号にて、下境地区・向田地区・宮原地区などが大きな被害をうけた市です。
　那須資料ネットは、全国に先駆けて県域ではなく、地域の資料ネットとして、那須地区をコアフィールドとし、地域に密着した活動を展開する１つとして、各市町との災害時の覚書の締結を進めています。
　このたび、那須烏山市との締結内容は、災害時の資料救出・保全に協力し、行政側があらかじめ資料の保全場所を確保するというものです。さらに、それらに使用する資材を那須資料ネットが提供し、共有して使用することを謳っています。この覚書は、問題がなければ自動更新し、併せてコンプライアンスに言及しています。
　こうした覚書を通して、迅速に災害時の対応ができるためにも、実質的な地域の歴史文化を守り継承する担い手力となる市民の皆様に会員となっていただき、地域を支える「かたち」を創って行きたいと思います。会員皆様による会員登録のお声がけもお願いいたします。